この度、音楽家専門外来を東京女子医科大学病院に移転させていただきました。

　音楽家専門外来は、1984年に横浜市立大学附属病院でスタートし、東京女子医科大学附属青山病院、同付属成人医学センターを経て30年以上にわたり国内外の音楽家の診療を続けてきました。　

　これまでと同様、駒場の東京大学運動学研究室や音楽大学、楽器企業との連携により、様々な分野が連携して障害に悩む音楽家の皆様をサポートしてゆく体制が確立されています。また2015年に設立した「さかい整形外科」との連携により、手の痛みだけでなく腰痛や首・肩の痛み、膝痛や骨粗鬆症の治療にも対応できるようになりました。

　なお、最近フォーカル・ジストニアの患者様が急増しているため、女子医大病院の音楽家専門外来では主にジストニアを対象とした診療を行っており、腱鞘炎その他の疾患の方は「さかい整形外科」の受診をお薦めしています。

さらに海外の医師とも連携しており、留学生や海外から来院される患者様に、欧米の専門医を紹介しております。

　今後音楽家の皆様の医療サポート体制を一層充実させるべく、日々邁進する所存ですので、よろしくご利用のほどお願い申し上げます。

　東京女子医科大学病院整形外科　音楽家専門外来

　　　　　　　　　　　　　　　　　酒井直隆

東京女子医科大学病院

〒162-8666　東京都新宿区河田町8-1

電話　
03-3353-8111（大代表）